小学生もLTEフォンを使わなければならない韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.05 15:40
スマートフォンが故障して買い換えなければならなくなったキムさんは(45)は、スケジュール管理のため5インチ以上の画面と文字を書けるスタイラスペン付きの製品を購入することを決めた。 無線インターネットではウェブ検索、カカオトーク程度しか使わないため、高価なLTEは必要がなかった。 ギャラクシーノート2やオプティマスビュー2がこの条件に合っていた。 海外インターネットショッピングサイトを調べると、韓国では販売されていないギャラクシーノート2の3G用16GBモデルを692ドル(約74万ウォン)で販売されている。 ここに配送料と関税10%を合わせても費用は84万ウォン(約6万円)。 韓国内のLTEモデル(32GB、109万ウォン)に比べ25万ウォン安い。 また音声500分が提供される4万4000ウォンの得用フォン料金制に加入すると、国内LTE用端末機を購入してLTE定額料金制を使用するよりも、毎月2万9445ウォンを節約できる。 24カ月以内に解約する場合にも違約金がない。
韓国の消費者が“通信過消費”している。 携帯電話製造会社と移動通信会社が端末機・料金制でともに過消費を助長している。 国内スマートフォン使用者にとって通信過消費の最も大きな要因は、「高容量・高仕様・LTE」一色の国内携帯電話市場だ。