【コラム】韓国人をなぜ英語の名前で呼ぶのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.23 18:11
サッカー選手の奇誠庸(キ・ソンヨン)の名前はパッチム(子音)があって発音しにくいが、英国メディアと市民は彼を「キ・ソンヨン」と呼んでいる。 韓国の政治家も首脳会談でドイツのメルケル首相に「私をブラッドと呼んでください」とは言わない。
このように英語の名前を使う根底には、文化的な劣等感があるのではと思うことがある。 西洋の方式に合わせなければいけないと感じているためではないだろうか。 場面1に登場した私の友人のように、多くの外国人は韓国人を英語の名前で呼ぶのに慣れている。 しかし外国人をそうさせたのは韓国人だ。 自分のアイデンティティーを犠牲にしながら他の文化に同化しようという傾向があまりにも強いのではないだろうか。