中国、漁船1000隻の尖閣“包囲作戦”…経済制裁も予告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.18 08:26
尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる領土紛争のため、中国国内で反日デモが1週間続いている。さらに中国漁船1000隻が18日から尖閣諸島付近でデモを兼ねた操業に入る予定だ。日本海洋巡視船との物理的衝突が避けられない状況だ。特に、この日は満州事変(1931年)の契機になった柳条湖事件が起きた日で、中国全域で反日デモが予告されている。デモが陸地から海上に広がる雰囲気だ。
中国農業省は東海(トンヘ、日本名・日本海)地域の漁業局と福建省、浙江省などの漁業関連部署に釣魚島海域に対する法執行を強化し、漁船の安全と漁業資源の合理的利用に必要な効果的な措置を取ることを17日、指示した。これを受け、中国の数隻の漁業指導船と海洋巡視船が漁船について現場に派遣される予定だ。これに先立ち16日昼12時(日本時間)、東中国海に対する中国の夏季休漁期が終わり、漁船およそ1000隻に尖閣海域操業の許可を受けた。