【コラム】草の根帝国主義、日本(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.03 10:17
日本には「悔恨共同体」という言葉がある。1967年に日本の政治学者、丸山真男がつくり出した。戦争を防げなかったという自責感、二度と繰り返さないとの義務感を感じた知識人をいう。自由主義の洗礼を受けた知識人の感情的な絆なようなものになっている。
これとはまったく違う「悔恨共同体」もある。悔恨の内容物が完全に反対だ。なぜ私たちは戦争に負けたのか、なぜ私たちは戦勝国の裁判を受けなければならなかったのか、なぜ私たちはそれほどの被害を受けたのか…。底辺には「次はしっかりやろう」という反発心理がある。これが日本の右翼の考え方だ。最近、韓国に激しく怒っている日本の政治家がみんなそうだ。