緑に染まった漢江、4年ぶりに藻類注意報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.10 17:55
9日、ソウル漢江(ハンガン)に藻類注意報が発令された。江東(カンドン)大橋-蚕室(チャムシル)大橋区間が対象で、漢江のソウル区間で藻類注意報が発令されたのは08年7月以来4年ぶりとなる。藻類注意報は2回連続の測定で、ともに葉緑素a濃度が1立方メートル当たり15ミリグラム以上、藍藻類の細胞数が1ミリリットル当たり500個以上の場合に発令される。ソウル市は「藻類注意報が発令されても浄水処理を強化しているため、水道水の安全に問題はない」と説明した。しかし皮膚が鋭敏な人は漢江での水上スキーやヨットを避けるのがよい。
この日も漢江だけでなく洛東江(ナクドンガン)など全国の河川でもアオコが広がった。アオコは雨が降ればほとんど解決可能だ。しかし15日までソウルを含め、全国的に続いている。対応はないのか。現在、国内外で使用されているアオコ退治・予防技術は多い。しかし効果が限られているうえ、技術によっては多くの費用がかかる。