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来韓したペプシコ会長「娘はサムスン・現代よりもK-POPを…」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.08 16:46
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ペプシ、ゲータレード、チートスなどのブランドを保有する米国飲食品会社ペプシコのインドラ・ヌーイ会長兼最高経営責任者(CEO)が5日、韓国を訪問した。 米国本社会長が韓国を訪問したのは、43年前にペプシココリアが設立されて以来初めて。 ヌーイ会長は「ロッテが他のアジアの国に進出すると聞いている」とし「重要なパートナーのロッテに会うためにソウルに来た」と訪問目的を明らかにした。

ペプシコとロッテチルソン、ロッテ製菓は1976年から36年間にわたり提携してきた。 ペプシコが飲料の原液をロッテチルソンに提供すれば、ロッテはこれを加工し、韓国国内に販売・流通する。 「ボトリングパートナー」ともいう。 ロッテは2010年、ペプシコのフィリピンボトリングパートナー「フィリピンペプシ」の株式34%を取得した。 ロッテがペプシコと提携してフィリピン市場に進出したのだ。 ヌーイ会長は今回の訪韓期間に李載赫(イ・ジェヒョク)ロッテチルソン代表と金龍洙(キム・ヨンス)ロッテ製菓代表に会い、アジア市場への進出拡大について話し合った。

 
ヌーイ会長は6日にはソウル瑞草洞(ソチョドン)のサムスン電子社屋を訪れ、李在鎔(イ・ジェヨン)社長にも会った。 ヌーイ会長は「サムスンとは初めて会ったが、今後どのように事業が具体化されるかはまだ明らかでない」とし「私たちは約670億ドル規模を売り上げて180カ国に進出している飲食品業界を代表する企業で、 サムスン側も私たちに大きな関心を見せた」述べた。 ヌーイ会長は「世界にいるルートセールスマン(営業社員)がタブレットPCで営業をしているが、このプログラムにデータを入力する部分においてサムスンがサポートする方法があるのではないだろうか」とし「サムスンのディスプレー技術など先導的なIT技術をどのように私たちビジネスに接続させられるか考えている」と述べた。

ヌーイ会長は「この4、5年間、米国の景気がよくなく、経営に厳しさがあった」とし「解決策としてブラジル・ロシア・インドなど海外市場で投資と事業を拡大した」と述べた。 また「世界の人口の半分がアジア・中東地域に集まっている。 アジアは人口の年齢帯も低く、急速に成長する市場」とし「特に韓国はデザイン・技術・文化を輸出し、アジアだけでなく世界の成長を牽引している」と話した。

K-POPに熱狂する娘の話もした。 ヌーイ会長は「娘と一緒にソウルに来たが、娘にはサムスン・現代(ヒョンデ)よりK-POPコンサートに行くことが重要」とし「K-POPが一つの産業や文化でなく世界をつなぐ影響力を持っていると感じた」と述べた。

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