李明博大統領の実兄を逮捕起訴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.27 08:38
大検察庁中央捜査部の貯蓄銀行不正合同捜査団(団長チェ・ウンシク)は26日、複数の貯蓄銀行とコーロングループから7億5750万ウォン(約5200万円)の不正資金を受け取った疑い(政治資金法違反および特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄)で李相得(イ・サンドゥク、77)前セヌリ党議員を逮捕・起訴した。合同捜査団の関係者は「今後、李前議員が受け取った金品の使用先を確認していく」とし「大統領の選挙資金への使用の是非も確認する予定」と述べた。
検察によると、李前議員は大統領選挙を控えた2007年10月、鄭斗彦(チョン・ドゥオン、55)セヌリ党議員の紹介で知り合った林錫(イム・ソク、50、逮捕起訴済み)ソロモン貯蓄銀行会長から政治資金名目で現金3億ウォンを受け取った疑いだ。また李前議員は2007年12月中旬に、キム・チャンギョン(56、逮捕起訴済み)未来貯蓄銀行会長から貯蓄銀行経営関連請託とともに3億ウォンを受け取った疑いももたれている。