李英鎬、ミッキーマウスに敗北? 北朝鮮に微妙な変化の信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.20 10:47
「牡丹峰(モランボン)楽団の公演は国内の人民の間で大きな反響を呼んでいる」。在日本朝鮮人総連盟(朝鮮総連)の機関紙・朝鮮新報の平壌(ピョンヤン)特派員は、ミッキーマウスと北朝鮮版「少女時代」が登場した牡丹峰楽団公演後の平壌の雰囲気をこのように伝えた。
6日に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が観覧した後、「住民に見せなさい」と指示し、この公演は11日晩にテレビで録画放送された。公演では映画「ロッキー」のテーマ曲、「マイウェイ」も演奏された。北朝鮮でダブーとされる短いスカートを着た女性が登場し、肩を出したドレスを着て電子チェロを演奏する姿も見られた。中国や海外に進出した北朝鮮食堂で外国人を対象にしてきた公演内容が、北朝鮮住民にろ過なく放送された。北朝鮮が自ら‘うれしい衝撃’というほど以前にはなかった姿だ。朝鮮新報は「世界に向かって世界と交感する‘開かれた音楽政治’」とし「舞台の上で見せたのは‘世界の中の朝鮮’」と規定した。金正恩時代に入って北朝鮮の変化が感知されている代表的な例だ。