【コラム】韓国が無視する韓国音楽(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.07.19 17:19
韓国メディア・政府がそろってK-POPを大々的に広報し、その文化的な価値を誇張するのに力を注いでいる。 しかしK-POPさえもその人気に比べ、それほど高い収益を創出していない。 本当の収益は、一つのグループがブランド価値として定着し、広告費と出演料を引き出す時に生まれる。 音楽それ自体は平価切り下げとなる。
韓国ロック音楽の父シン・ジュンヒョンにインタビューをしたことがある。 彼はインタビューで、韓国の若者がライブ舞台ではなく、MP3だけで音楽を聴くと嘆いていた。 MP3で聴く音楽は軽い。 バンドが演奏するライブ舞台を見て、レコード店を訪ねるのは貴重な経験だ。 60ウォンで1曲をダウンロードするのとは比較にならない響きを持つ経験だ。