北朝鮮の第2人者と呼ばれた李英鎬とは…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.17 16:34
今年70歳の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長は、金正恩(キム・ジョンウン)体制の第2人者と呼ばれるほどの軍部の核心人物だ。 特に3代世襲構築の過程で金正恩を擁立し、「金正恩の男」として通じる。 また李英鎬は忠誠心が強い強硬派だと、韓国情報当局は評価している。
金日成(キム・イルソン)がパルチザン活動をした当時、主治医として知られたリ・ボンス元万景台革命学院院長の息子である李英鎬は1959年に軍に入った。 02年4月に中将(韓国の少将)となり、その1年5カ月後の03年9月に上将(韓国の中将)へと超高速昇進した。
金正日(キム・ジョンイル)総書記は09年2月、金永春(キム・ヨンチュン)を人民武力部長に、李英鎬を韓国の合同参謀本部議長格の軍総参謀長に任命した。 その後、李英鎬は金正恩後継体制が公式化した2010年9月27日に次帥となり、翌日の28日の第3回党代表者会で金正恩とともに新設された党中央軍事委副委員長にまで上がった。 政治局常務委員になったのもこの時だ。 高速出世だ。