韓国に外国人村103カ所…グローバル同居時代
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.10 11:00
インド・ニューデリー出身のアジェシン・ビトゥさん(41)。20歳代の1996年に労働者として韓国に来たビトゥさんにとって、国際通貨基金(IMF)通貨危機はきつかった。コリアンドリームどころか、京畿道(キョンギド)の工場を転々としながら何とか生活を維持した。そして04年、事業ビザを取得して進路を変えた。8年間少しずつ貯めたお金で抱川市蘇屹邑松隅里(ポチョンシ・ソフルウプ・ソンウリ)に小さな食料品店を出した。付近の家具・衣類工場に外国人勤労者が急増すると、おかずを販売し始めた。30平方メートルの店は3倍に大きくなった。ビトゥさんは「ベトナム、タイ人など東南アジアの人が求める15カ国の食料品を販売している」とし「田舎だった松隅里は、今では10カ所以上も外国人向けの店があるグローバルヴィレッジに変わっている」と話した。
韓国に暮らす外国人住民が126万5000人(昨年末)を超えた。3カ月以上滞在し、外国人登録を通じて住民になった人が基準(不法滞留者除く)だ。09年に100万人を超えた外国人はその後2年間で26万人も増えた。行政安全部が初めて調査した06年(53万人)の2.3倍で、昨年末の住民登録人口全体(5073万人)の2.5%だ。