「韓国車のデザイン、非常に良くなった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.24 14:35
22日夜、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)「映画の殿堂」。 約20台のピアノの音に合わせて彼の鉛筆がゆっくりと動いた。 リズムが速くなろう彼の指の動きも速まった。 彼が描いたのは、この日発表されたメルセデスベンツのSUV(スポーツタイプ多目的車)、新型Mクラスだった。 米カリフォルニアにある「メルセデスベンツ・アドバンストデザインスタジオ」総括のイ・イルファン氏(39、米国名ヒューバート・リー)。 イ氏はこのように自分がデザインに参加したMクラスを紹介した。
在米韓国人2世のイ氏は、父が事業に失敗したことで厳しい時期も経験した。 それでも好きな自動車スケッチは続けた。 自動車デザインで有名なカリフォルニア「アートセンターカレッジ・オブ・デザイン」を卒業した後、フォルクスワーゲン、シトロエン、プジョーでインターン生活をした。 ベンツには2002年に合流した。 最初の数年間は特別な成果を出せなかったが、07年に4ドアクーペCLSクラス第2世代モデルのデザインがイ氏の手で完成され、実力が認められた。