<野球>引退の李鍾範「WBCの日本戦が最高の瞬間」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.04.06 14:27
「これから自分の名前に『選手』という言葉を付けられなくなった。 これまでの皆さんの大きな声援に感謝しています」。韓国プロ野球のレジェンド、李鍾範(イ・ジョンボム、42、元起亜タイガース)の声は震えた。 万感が胸に迫るように重い表情でうつむいていた。 こらえていた涙は家族の話をしたところで流れた。 5日、ソウル清潭洞(チョンダムドン)リベラホテルで開かれた公式引退記者会見だ。
李鍾範は優れた野球センスで‘野球の天才’と呼ばれた。 1993年に起亜の前身ヘッテでデビューした李鍾範は16シーズンで1706試合に出場し、打率2割9分7厘、1797安打、730打点、510盗塁を記録した‘最高の1番打者’だった。 韓国シリーズ最優秀選手(MVP)を2回、ゴールドグラブを6回(遊撃手4回、外野手2回)獲得した。 シーズン最多安打(196本)と最多盗塁(84個、ともに1994年)記録も持つ。