韓国の新古里原発も停止、次はどんな事故が…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.26 15:56
先月9日に発生した古里(コリ)原発1号機の電力供給中断事故に続き、23日には試験稼働中だった新古里原発2号機の稼働が停止した。 今回は部品の故障が原因という。 新古里2号機は昨年12月2日から試験稼働に入った新しい原発だ。 ところが4日に続いてすでに2度目の故障が発生した。 韓国水力原子力(韓水原)側の言葉通りなら、大したことではないようだ。 メーン給水ポンプは停止したが、補助給水ポンプが作動して原子炉を冷やしていて、安全には問題がないと説明している。
しかしなぜか不安だ。 原子力発電に対する不信感が深まったため、韓水原側の言葉をそのまま信じるのが難しくなった。 古里1号機事故が職員の過失、ずさん管理、報告隠蔽、遅い対応など人災によるものという結論が出されたからだ。 原発に対する不安感のため、1号機付近の住民は恐怖を感じている。 最近の住民懇談会では「国際機構が安全を点検するべきだ」という主張が多かったという。 さらに住民が原発運営を監視すべきだという声も出てきている。 住民の生命を問題が多い原子力関係者の手に任せることはできないということだ。