朴智星（パク・チソン、３１、マンチェスター・ユナイテッド）が口を開いた。結婚説、サッカー代表チーム復帰説ともに否定した。

朴智星は２５日（日本時間）、中央日報のインタビューに応じた。マンＵの練習場で３０分間、結婚説と復帰説に対する立場を明らかにした。

よく言葉を濁す朴智星だが、この日だけは「もうこれ以上は」という言葉を繰り返した。自分の結婚と代表チーム復帰に関する‘説’が、もうこれ以上出てこないことを望んだ。

今月１１日、朴智星が元ミスコリアの事業家オ・ジソンさん（３１）と熱愛中という報道が出てきた。「韓国の各種メディアを埋めた自分の記事を見て驚いた」という朴智星は「まだ私の結婚にこれほどの関心をあるとは知らなかった。報道がある前は結婚に対して負担はなかったが、今は大きな負担を抱くようになった」と語った。

オ・ジソンさんとの関係を尋ねると、「ノーコメント」と答えた。用心深かった。朴智星は「これ以上熱愛説の記事が出なければいい」と話した。しかし「親が知らない結婚はしない」ときっぱりと語った。熱愛説が浮上した当時、朴智星の父パク・ソンジォンさんは「親が知らない結婚などあるのか」と述べ、これを強く否定した。

結婚計画について尋ねると、朴智星は「計画はない。ただ、適切な人が現れればすぐにも結婚するかもしれない。私は準備ができている」と言って笑った。

昨年１月、朴智星はサッカー代表チーム引退を宣言した。しかし代表チームが危機を迎える度に、朴智星の復帰説が浮上した。

「韓国サッカーが絶体絶命の状況で朴智星を求めても、絶対に代表チームには戻らないのか」という質問を投じた。朴智星は「質問がとどめを刺すようだ」と言って大笑いした後、「代表チームの危機は私のような選手１人が戻って克服できるようなものではない。選手たちがもっと集中し、努力して危機を抜け出すものだ」と答えた。

朴智星は「戻るかもしれないという考えがあれば引退宣言はしていないだろう。引退宣言はもう国家代表チームでプレーしないということ」ときっぱり語った。

朴智星は試合に出ていない朴主永（パク・ジュヨン、２７、アーセナル）への激励も忘れなかった。２人は２３日、ロンドン・エミレーツスタジアムで１０分間ほど直接対決した。

朴智星は「朴主永はフランスリーグで経験が多い。任せられた役割を忠実にすればいい」と助言した。朴智星はオランダの自分がアイントホーフェンで過ごした最初のシーズンの話をしながら「それでも朴主永はホームファンのヤジを受けない。私のほうがもっと大変だった。必ず克服できる」と後輩を応援した。