<韓中首脳会談>中国、韓半島の平和統一を支持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.11 08:28
中国を国賓訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は10日、中国国家序列3位の温家宝首相に会った。前日は1位の胡錦濤国家主席、2位の呉邦国・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)と会談した。温首相とは会談に続いて夕食を一緒にした。このため当初1泊2日としていた李大統領の訪中日程が一日増えた。温首相が「夕食を一緒にしたい」という立場を伝えてきたため、訪中前に調整された。政府当局者は「主席、首相ともに夕食会をするのは珍しいケース」とし「中国が今回の訪問を重視しているという意味」と説明した。
双方は面談で、「韓半島の平和と安定が北東アジア情勢に非常に重要」という認識で一致したと、パク・ジョンハ青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が伝えた。特に温首相は「韓国が(金正日の死去後)冷静に対応し、自制力を発揮したことを高く評価する。南北関係が安定することを望む」と述べたという。これに対し李大統領は「北朝鮮の開放と国際社会への参加のため、北朝鮮を絶えず説得してほしい」と要請した。