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野党が大統合の動き…安哲秀を引き込み支持率アップ狙う=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.29 08:32
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年内に韓国野党圏に2つの新しい政党が登場することになった。民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表と朴智元(パク・ジウォン)元院内代表の葛藤が一段落しながらだ。

孫代表と朴元院内代表は27日深夜に会談し、来月11日ごろ民主党全党大会を開き、「市民統合党」(革新と統合および韓国労総がつくった臨時政党)との合併を決議し、年末または来年1月ごろ新党の新しい指導部を選出することにした。

 
従来の民主党に加えて、党外郭の親盧グループ(文在寅・李海鑽ら)、市民団体(朴元淳ら)、韓国労総(委員長イ・ヨンドク)などで、ポートフォリオが広まった‘より大きな民主党’が発足することになったのだ。

民主労働党・国民参与党・進歩新党離党派も「進歩統合政党」に合流した。ひとまず5野党(民主・民労・国民参与・創造韓国・進歩新党)がそれぞれの規模を拡大し、2つに構造調整したのだ。

注目されるのは新党発足の「コンベンション効果(convention effect、全党大会や選挙戦後の支持率上昇現象)」だ。統合進歩政党は「統合合意」だけでも中央日報の世論調査で支持率10.5%を記録した。民主労働党や国民参与党の従来の支持率より4-5ポイントほど高い。

民主党のイ・ヨンソプ報道官は28日、「独自の調査で、統合政党は42.6%の支持率を受け、ハンナラ党に勝つという結果が出た」と主張した。

野党圏統合政党推進派はコンベンション効果が膨らむほど安哲秀(アン・チョルス)ソウル大融合科学技術大学院長を引き込むのに有利だとみている。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は最近、「野党圏の統合がうまくいけば、第3新党(安哲秀新党)の必要性が減る」とし「安院長は結局、野党圏統合政党に参加するだろう」と述べた。

さらに「第3新党」を推進した法輪僧侶は28日、中央日報の記者に会い、12月7日にドイツに出国した後、来年の総選挙まで多くの時間を海外で過ごすことになった、と明らかにした。第3新党を推進する意向がないことを明らかにしたのだ。第3新党論が公論された後、さまざまな世論に負担を感じたためとみられる。

法輪僧侶は安院長について「自分で政治には合わないと考えている」とし「ただ、国民的な支持が多く(政治をするかどうか)悩んでいるが、支持を受けても政治ができるわけではないのでは」と反問した。「第3新党論について安院長がどう考えているのか気になる」という質問に対しては、「最近、安院長に会っていない。私も気になる」と答えた。

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