－－従来の公演に比べて規模がやや小さくなったが。

「韓国と日本でも小さな舞台から始めて、ファンの愛を育てていった。ヨーロッパでは初の舞台なので、小規模であるのは当然だと思っている。小さなところから努力していきたい」（ジェジュン）

２９日午後９時（現地時間）、コンサートが始まった。ポブルレエスパニョールは‘ミニ欧州’のように見えた。欧州各地のファンはスペイン・フランス・イタリア・フィンランドなど自国の国旗を振りながら熱狂した。太極旗を全身に巻いたり、ハングルのタトゥーをして大声で叫ぶファンもいた。

強烈なダンス曲「Ｅｍｐｔｙ」で舞台は始まった。ＪＹＪが登場すると、３０００個の赤い夜光棒が光った。ユチョンが出演したドラマ「成均館スキャンダル」の挿入曲「見つけた」を歌う時は、ファンが韓国語の歌詞で一緒に歌った。「Ｂｅ　Ｍｙ　Ｇｉｒｌ」では手を頭の上にのせておろすダンスの動作を３０００人が真似た。

欧州ファンは感激した表情だった。スペイン・バレンシアから来たシルビア・サンチェスさん（１７）は「韓国に行ってでも公演を見たかったが、スペインまで来てくれてとても感激した」と語った。Ｋ－ＰＯＰファンクラブのリーダーのラウラさん（２４）は「ロック音楽中心のスペイン音楽に少し飽きている。ＪＹＪは踊りながらも歌を完ぺきに消化する姿が魅力的」と話した。

２時間３０分ほどの公演は「Ｉｎ　Ｈｅａｖｅｎ」で締めくくられた。


ＪＹＪ「今度は欧州」　スペインを熱くしたＫ－ＰＯＰ（１）