【社説】大統領の私邸関連の釈明は十分でない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.11 16:17
李明博(イ・ミョンバク)大統領はいつも財産問題で苦しんできた。 今度は退任後に住む家が問題になった。 青瓦台(チョンワデ、大統領府)は積極的に釈明したが、疑惑は晴れていない。
常識的に最も納得しがたいのは、退任後に住む家を息子の名前で購入したという点だ。息子シヒョン氏は財産がほとんどない。08年の財産申告当時は3656万ウォン(約240万円)しかなかった。その後、財産申告を拒否したため、現在の財産状況は正確に分からないが、叔父の会社ダスに勤務する会社員として大金を稼ぐことはできなかったはずだ。その息子が銀行から6億ウォンの融資を受け、親せきから5億ウォンを借りてソウル瑞草区内谷洞(ソチョグ・ネゴクドン)に土地を買ったという。