「ふとんの中で韓国放送を聴きながら脱北準備」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.05 11:11
「海流に流されて北朝鮮の海岸に戻ったり、脱北者を北朝鮮に送還する中国に到着すれば、命が危ない。それで日本に行くのが安全だと判断した。簡易羅針盤に頼ってなんとか韓半島の沿岸を抜け出し、日本に行こうと思った」。4日に日本からソウルに到着した9人の脱北者は、日本政府の脱北経緯調査でこうした趣旨の陳述をしたと、読売新聞が報じた。
これによると、脱北者は9月8日、木造船に乗って咸鏡北道漁大津(ハムギョンブクド・オデジン)を出発し、韓国へ向かったが、すぐに暴風雨にあった。木造船の一部の機材が暴風雨で壊れ、自分たちがどこにいるのか位置さえも把握するのが難しかった。