VW会長、現代「i30」見て役員に激怒…なぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.29 11:47
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携帯用ゲージで現代「i30」のトランクのペイントの厚さを測っているヴィンターコルンVW会長。
フォルクスワーゲン(VW)のヴィンターコルン会長が最近開かれたフランクフルトモーターショーで自社の役員にひどく怒った。現代(ヒョンデ)「i30」を見てからだ。
モーターショーの現場を歩いていたヴィンターコルン会長は現代自動車のブースで足を止めた。彼の前にはフォルクスワーゲンの主力商品「ゴルフ」のライバル車「i30」が展示されていた。彼はすぐにスーツの内ポケットから携帯用ゲージを取り出し、トランクのペイントの厚さを測定した。元工学博士で自分で確認しないと気がすまない彼の性格がそのまま表れた。彼は06年からフォルクスワーゲン会長を務めている。
ヴィンターコルン会長は「ビショップ」と叫んだ。デザイン部門総括役員クラウス・ビショップ氏を呼んだのだ。彼は「ステアリングホイールを操作するのに騒音が全くない。BMWもできず、私たちもできない。彼ら(現代)はこれをどうやってやったのだ」と興奮した表情で話した。するとビショップ氏はステアリングホイールを触り、「私たちにも解決策はあるが、コストがあまりにも高い」と答えた。