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北朝鮮のIT英才30人、ゲームハッキングで外貨稼ぎ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.05 08:38
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金日成(キム・イルソン)大学などを卒業した北朝鮮の「情報技術(IT)英才」がハッカーに変身し、外貨稼ぎをしていたことが明らかになった。北朝鮮ハッカーが国内ハッキングをしていることが確認され、サイバーテロに対する懸念が強まっている。

ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は4日、北朝鮮ハッカーと共謀して国内有名オンラインゲームのサーバーをハッキングした後、ゲームアイテムを収集する違法プログラムを制作・配布した疑い(不正競争防止及び営業秘密保護に関する法律違反)で、チョン容疑者(43)と中国同胞のイ容疑者(40)ら5人を拘束し、共犯のチョン容疑者(37)に対して拘束令状を請求した。キム容疑者(37)ら9人は在宅起訴する方針で、逃げたキム容疑者(38)ら2人を手配した。

 
警察によると、拘束されたチョン容疑者らは09年11月から最近まで中国黒竜江省と遼寧省でハッカーなど北朝鮮コンピューター専門家30余人を迎え入れ、自動でゲームを実行させてアイテムを集める、いわゆる「オートプログラム」を制作し、中国と韓国のオンラインゲーム‘作業場’に供給してきた疑い。

ハッカーを含む4-5人でチームを組んだ北朝鮮コンピューター専門家らはチョン容疑者らから宿舎と生活費のを支援を受け、1-5カ月間ほど中国に留まりながら「アラド戦記」「メイプルストーリー」「リネージュ」などに対するオートプログラムを制作したと、警察は説明した。

調査の結果、チョン容疑者らは国内ゲーム会社のサーバーに接続した後、ウイルスプログラム(悪性コード)を挿入し、サーバーと利用者コンピューターの間で行き来するデータ「パケット情報」の暗号化体系を無力化した後、これをもとに制作したオートプログラムをチョン容疑者らに渡したことが明らかになった。


北朝鮮のIT英才30人、ゲームハッキングで外貨稼ぎ(2)

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