歌手で作曲家のパク・ジニョンが自作曲「Ｓｏｍｅｄａｙ」の盗作論議で１億ウォン余りの損害賠償訴訟に巻き込まれた。

ソウル中央地裁が１２日に明らかにしたところによると、作曲家キム・シニルは「Ｓｏｍｅｄａｙ」が自身の作曲した「私の男へ」の著作権を侵害したとし、慰謝料などとして１億１千万ウォンを支払うよう作曲者のパク・ジニョンを相手に損害賠償請求訴訟を起こした。

キム氏は、「リフレーンを曲の導入部に先に配置する異例的な技法をまねるなど、『私の男へ』と『Ｓｏｍｅｄａｙ』は曲の全体の構成で同一だ。さらに和声、音調、リズムなど細部も非常に似ている」と主張した。また、「パク氏は侵害の部分が一般的に利用される“慣用句”と主張するが、『私のボーイフレンド』で使われた和声と音調を考慮するとパク氏が盗作した部分はこれに該当しない」と付け加えた。

「Ｓｏｍｅｄａｙ」はパク・ジニョンが作曲し、歌手ＩＵ（アイユー）が歌った歌で、ドラマ「ドリームハイ」に挿入され人気を呼んだ。２月にキム氏が訴訟の意向を明らかにしたことで盗作をめぐり論争が広がった。パク・ジニョン側のＪＹＰエンターテインメントは、「法廷まで行くことになり残念だが、法的手続きに合わせて対応していく」と話している。