「私の体は美しい」乳がん女性患者たち、ヌード画で“反乱”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.05 14:26
「これが私?誰だか分からなかったわ」「胸を見て。まさに私の胸だわ」
先月20日、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の盆唐(ブンダン)ソウル大病院の1階ロビー。中年女性たちがロビーに展示された絵を見て歓呼の声を上げた。彼女たちが感嘆した作品は自らモデルになったヌード画だ。彼女たちは切除手術を受けた乳がん患者だ。14人の患者の上半身をあらわにした水墨画18点が展示されている。がんの塊を取り出したために、大きさがちぐはぐになってしまった胸部を堂々と見せた。まるで弓を上手に引くために、胸部を露にしたアマゾンの女戦士を思わせるような威風堂々とした姿だ。部分的に切除した人もいれば、片方を完全に切除した人もいる。彼女たちは盆唐ソウル大病院外科のキム・ソンウォン教授から手術を受けた患者で、“盆唐ビーナス”というグループに所属している。