【時論】韓流コンテンツの人気を継続させるには(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.28 15:50
最近ヨーロッパでコンテンツに関して二つの注目すべきことが同時に起きた。 一つは10日に仏パリで韓国大衆歌謡公演が盛大に開かれ、韓流コンテンツがヨーロッパで大きな人気を得たことだ。 もう一つは16日にベルギー・ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)主催「デジタルアジェンダ」会議で、ヨーロッパの「創造的コンテンツ連合」(Creative Contents Alliance)が高い評価を受けたことだ。 一見、関係がないように見えるが、この2つは実際、非常に密接に関係している。
韓国の大衆歌謡に対するヨーロッパの反応は熱かった。 韓国のコンテンツ産業界が自らこうした成果を得たのは、いくら称賛しても足りないほどだ。 ではヨーロッパ人の反応がすべて韓流コンテンツに肯定的だろうか。 欧州連合でコンテンツ政策を扱うある幹部は筆者に対し、韓国の大衆音楽がヨーロッパで持続可能なコンテンツかどうかは確信できないと述べた。 一方、韓国コンテンツに対する今回のヨーロッパの人気がインターネットやソーシャルネットワークサービスなどデジタルメディアの流通がもたらした産物という点に同意した。