【取材日記】朝鮮総連の歴史歪曲…お金が正した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.04 11:13
「朝鮮学校」は親北朝鮮性向の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が運営する海外同胞対象の小・中・高等教育機関だ。韓国出身の子どもたちもここに通う。ここでは北朝鮮式の韓国語を話し、北朝鮮に対する愛国心を強調する民族教育を実施する。
その朝鮮学校が最近、教科書の内容を変えた。神奈川県朝鮮高級学校(高校)は『現代朝鮮歴史』の「日本当局が(日本人)拉致問題を極大化して」という表現を削除した。1987年の大韓航空旅客機爆破事件に関しては「(韓国が)ねつ造した」という表現を「(爆破事件が)起きた」と変えた。
この学校が変わったのは、日本地方自治体の財政支援中断圧力のためだ。神奈川県は昨年、県内朝鮮学校の教科書の表現などを問題視し、補助金支給の中断を決めた。慌てた朝鮮学校側は教科書の改訂を約束して支給の中断を防いだ。黒岩祐治神奈川県知事は「補助金を来年も支給するかどうかは授業をどうするかにかかっている」と圧力をかけた。