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ボーイング社も驚く韓国の技術力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.27 10:54
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韓国のある中小企業が米ボーイング社と契約した。慶尚南道泗川(キョンサンナムド・サチョン)にある航空機部品製造会社ハイズ航空だ。同社は最近、ボーイング社と600万ドル規模の航空機部品供給契約を結んだ。

ハイズ航空のハ・サンホン代表(51)は「中小企業がグローバル航空機メーカーと直接受注契約を締結したケースは国内で初めて。ボーイング社が認めた技術力を土台に海外進出を拡大していきたい」と述べた。

 
ハイズ航空は韓国航空宇宙産業(KAI)の1次協力会社。中央翼(航空機の左右の主翼の間の構造物で、航空機の燃料を貯蔵する空間)や操縦装置など航空機機体の主要部分を組み立てて各種部品を製造している。

ハ代表は「01年の設立当時は主に組み立てだけをしていたが、今では部品と作業工具も製造している。08年に49億ウォンだった売上高を昨年130億ウォン(約10億円)まで増えた」と説明した。

ボーイング社に納品する部品はボーイング747、757、767機種に使用される。ドアアセンブリーなどの主要部品で250機分だ。ボーイング社に航空機の部品を供給するためには5回の検査を通過しなければならない。部品の許容誤差は25ミクロン(髪の毛の太さの4分の1)と厳しい。品質が安全に直結するからだ。

ハ代表は「契約書だけで100ページを超えるほど品質の認証を受けるのが難しかった」とし「一度検査する度に数十件の欠点が表れるケースが多い。私たちは5回連続で無欠点通過した」と説明した。

2年前には米国連邦空港庁主管の監査を無欠点で通過し、技術力が立証された。昨年5月にはボーイング社の協力会社に登録された。国内の中小企業では唯一だ。ハ代表は「品質だけは絶対に譲らなかった。ボーイング社の関係者も『韓国中小企業の技術力がこれほどのレベルとは思っていなかった』と話していた」と伝えた。

ハ代表は絶えず‘フィードバック’をして技術力を高めてきたという。「中央翼一つを作るのに穴を6万回も開けなければいけないが、最初は誤差が生じるしかなかった。しかしその度に何が問題か、どうすれば誤差を減らせるのかなど、細かく記録を残しながら改善する努力を続けた。こうして5年が経過し、あちこちから技術力が認められるようになった」。

職員の教育も着実に行ってきた。新入社員だけでなく熟練者もボーイング・KAIなど航空機製造企業で現場実習を受ける。優秀な職員にはインセンティブを与える。ハ代表は「一定期間、欠陥を出さなかった作業場の職員には海外研修の機会を与えている」と話した。

KOTRA(大韓貿易投資振興公社)の支援も契約につながった。中小企業の場合、受注契約を結ぶために米国に常駐しながら営業するのは難しい。このためKOTRAロサンゼルス支社の職員が力になったということだ。ハ代表は「製品試案と各種書類を米ボーイング社に伝えて営業する時も同行するなど積極的な支援を受けた。KOTRAが今年2月に米ラスベガスで開催された航空博覧会でボーイング社の購買担当者と相談したのが、受注の決定的な契機になった」と話した。

ハ代表は「大きく成長する時は投資を惜しんではいけない。慶尚南道泗川と晋州(チンジュ)に工場を拡張して技術開発を加速し、今年は200億ウォンの売上を目指したい」と語った。

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