アフリカ大統領も丸め込んだ韓国系の詐欺犯を逮捕
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.07 11:35
30代半ばの詐欺犯がアフリカの大統領などとの親交を誇示して韓国電力専務を務めた事業家らから11億ウォン余りをだまし取り警察に摘発された。
警察庁知能犯罪捜査隊が6日に明らかにしたところによると、旅券偽造の前科がある米国名ジェームズ・ハン容疑者(36)は2009年10月からアフリカ・スーダンのオマル・アルバシール大統領、マリのアルファ・ウマル・コナレ大統領らにつてをたどって会った。大統領らに会うため大韓貿易投資振興公社(KOTRA)に勤めていた通訳官まで雇用し、1億ドルの政府支援金を引っ張り病院と通信網を建設すると提示した。アフリカの貧国の大統領の彼らは韓国政府の対外経済協力基金(EDCF)借款導入に渇望していた。借款誘致のためソウルにマリ大使館を開設し、自身をマリ大統領経済政策室長に任命するよう求める電子メールもやりとりした。