「もっと大きな地震くる」…東京1300万人が緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.12 11:38
「午後2時46分、東北宮城県で地震発生」。11日午後、テレビで中継中だった参議院予算審議委員会の画面が途中で切れて、災害速報が流れた。日本では地震が多いうえ、2日前にも東北地域でマグニチュード7の地震が発生していたので、「しばらく揺れて終わるだろう」と思っていた。
しかし2分後、立っていられないほど建物が揺れ始めた。中央日報東京支局は銀座の13階建てビルの最上階にある。植木鉢が倒れ、書庫の本が落ちた。避難通路を確保するため事務室のドアを開けておき、机の下に隠れた。窓ガラスが割れる場合に備えて椅子で机の下の開かれた側面を覆ったが、激しい揺れのため椅子を押さえていられないほどだった。16年前の阪神淡路大震災を取材した当時、2、3日間マグニチュード5規模の余震を何度か経験したが、当時は今回ほどの恐怖は感じなかった