西海5島・NLLを守る西北海域司令部を創設
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.30 09:09
国防部の来年度大統領業務報告は、北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈・延坪島(ヨンピョンド)攻撃と関連した対策を中心に行われた。西海(ソヘ、黄海)5島の戦力増強、陸・海・空3軍間の合同性強化と指揮体系の一元化がそれだ。軍は西海北方限界線(NLL)と西海5島に対する戦略的な価値を考慮し、「西北海域司令部」の創設を推進することにした。規模は師団級以上だ。
軍関係者は「陸・海・空軍および海兵隊で構成される合同部隊として結成し、単一指揮体系下で効率的な作戦を可能にする」とし「来年中に必ず設置するという考えを持っている」と述べた。現在は海兵隊が西海5島防御を担当している。また軍は北朝鮮の西北島嶼砲撃や奇襲上陸などに備え、来年まで全天候打撃・探知・防空など核心戦力を実戦配備し、西海5島を早期に要塞化する案も報告した。