２０１０年の世界のスポーツ界はキム・ヨナ（２０・高麗大）を抜きにしては語れない。キム・ヨナが２８日（韓国時間）、米スポーツアカデミー（ＵＳＳＡ）選定の「今年の選手」女性部門受賞者に選ばれた。「今年の選手賞」は米地上波放送局のＮＢＣと米最大日刊紙のＵＳＡトゥデイの共同主管で毎年実施しているイベントで、韓国人が受賞したのはキム・ヨナが初めてだ。

今回の「今年の選手賞」は１２カ月間に選ばれた「今月の選手」１２人を候補にし、３日から２４日までオンライン投票を実施して選んだ。キム・ヨナはバンクーバー冬季オリンピックのフィギュアスケート女子シングル部門で金メダルを受賞し「２月の選手」に選ばれ候補に上がった。テニススターのキム・クライシュテルス（ベルギー）、セリーナ・ウィリアムズ（米国）、スキーのリンゼイ・ボン（米国）ら世界的スターが競合したが、キム・ヨナは圧倒的な票差を付けた。

「今年の選手」男性部門受賞者ではワールドカップ南アフリカ大会でスペインの初優勝を導いたゴールゲッターのダビド・ビジャが選ばれた。

キム・ヨナは１０月にもアジア人で初めて女性スポーツ財団が制定した「今年のスポーツウーマン」に選ばれている。また、イタリアのスポーツ専門紙「ラ・ガゼッタ・デル・スポルト」が２０日から実施している「今年の選手賞」の候補にも上がっている。


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