【社説】韓国外交の地平広げる画期的転機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.12 12:04
昨日一日、世界の首脳の外交の中心はソウルだった。李明博(イ・ミョンバク)大統領は午前10時から1~2時間の間隔で5人の主要国首脳とリレー会談を行った。デービッド・キャメロンイギリス首相、アンゲラ・メルケルドイツ首相、バラク・オバマ米国大統領、胡錦濤中国国家主席、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ・ブラジル大統領が相次いで青瓦台を訪れた。その前日にはドミートリー・メドベージェフ・ロシア大統領、ジュリア・ギラード・オーストラリア首相との首脳会談があった。明日とあさってはニコラ・サルコジ・フランス大統領、レジェップ・タイイップ・エルドアン・トルコ首相との会談が予定されている。
主要20カ国(G20)ソウル首脳会議のためではあるが、韓国が世界外交の辺境から中心の舞台に踏み入る象徴的意味を無視することはできないと思う。特に李大統領は昨日、米中首脳に続いて会った。昼食会を含み、2時間ほど行われたオバマ大統領との会談では対北協力維持と確固たる同盟関係を再確認した。一方、20分で終わった胡主席との会談は、儀礼的会談の性格が濃かった。