「日中紛争解決のために…今月韓日中首脳会談開こう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.05 09:40
アジア・ヨーロッパ首脳会議(ASEM)出席のためベルギーを訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領が4日(以下現地時間)、菅直人日本首相と首脳会談を行った。会談では尖閣諸島(中国名釣魚島)問題で悪化した日中関係が話題になった。菅首相がこの問題について言及すると李大統領は「両国間紛争は北東アジア平和と世界情勢に影響を与える」とし「平和的解決のために両国が努力している点を幸いに思う。円満に解決されることを願う」と述べた。
李大統領は今月末、ベトナムで開かれる「アセアン+3(韓日中)」首脳会議で韓日中3カ国首脳が会談をしようと申し入れた。中国と日本の首脳が解決策を見つけるほうがいいという提案で、菅首相も肯定的な立場を明らかにした。それで5日に予定された李大統領と温家宝中国首相との会談で、この問題に対してどんな話が行き交うか注目される。菅首相は8月10日、談話で約束した図書返還問題に対し「近いうちに図書が引き渡されるよう努力する」と述べ、李大統領は「果敢で迅速な後続措置があればいい。(韓日両国は)これから行動で見せる時が来た」と強調した。