【社説】離散家族再会行事を白紙にするのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.27 14:18
1年ぶりの開催が期待される南北離散家族再会行事が場所の問題をめぐる立場の違いで難関に直面した。南側が再会場所として金剛山(クムガンサン)地区にある離散家族面会所を提案すると、北側は金剛山観光を再開してこそ面会所で行事を開催できると主張した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)当局者は「北朝鮮が金剛山観光再開を離散家族再会の前提条件として最後まで固執する場合、再会行事を開かなくてもよいというのが政府の立場」と明らかにした。南北双方は17日、最初の赤十字接触で10月17日から21日の間に再会行事を開催することで合意していた。しかし場所の問題と準備期間が1カ月以上かかるという点を考慮すれば、合意した時点に再会行事を開催するのは事実上難しくなった。非常に残念なことだ。
状況がこうなったのは、北朝鮮の責任が大きい。いつもそうであるように、離散家族の再会を政治的に利用しようとするからだ。10日に北朝鮮の朝鮮赤十字社は「過去に双方は秋夕(チュソク、中秋)を契機に北と南の離散家族、親戚の再会を進行し、離散家族の心の痛みを和らげ、血縁の情を深めた良い前例を持っている」とし「今年もこの日に際して再会を金剛山で進行しよう」と提案していた。「秋夕に離散家族の心痛を癒そう」という極めて人道的な目的を北朝鮮自らが主張した。