尖閣諸島でなぜ領土紛争?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.26 07:53
中国が釣魚島と呼ぶ尖閣諸島は5つの小さな島と3つの暗礁からなる無人島だ。日本が実効支配しているが、距離では日本の沖縄よりも台湾のほうが近い。このため絶えず日中葛藤の禍根となってきた。
小さな島をめぐり対立している理由は、この島が東中国海(東シナ海)航路の要衝に位置しているのに加え、周辺に豊富な石油資源が埋蔵されているという調査結果のためだ。日本は日清戦争で勝利した直後の1895年、無主地先占原則に基づき自国の領土に編入したと主張している。一方、中国と台湾はもともと中国領だった島を不法に奪われたという立場だ。