【噴水台】キャスティング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.18 11:06
1938年マーガレット・ミッチェルのベストセラー『風と共に去りぬ』が映画化されることが伝えられ、、世間の関心は誰が男女主人公を演技するかに集中した。レット・バトラー役を当代最高の人気スターであるクラーク・ゲーブルが演じるということには誰も異議を提起しなかったが、女主人公スカーレット・オハラ役は違った。キャサリン・ヘップバーン、メイ・ウエストをはじめとする30余人のトップスターとその数倍にのぼる新人が候補に挙がっても、伝説的な制作者デビッド・セルズニックはずっと首を横に振った。セルズニックは「魔法のようなもの」を持った女優を望んだ。