‘国籍は韓国、所属は北朝鮮’の鄭大世、そして母イ・ジョングムさん(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.14 17:11
南アフリカワールドカップ(W杯)が輩出したもう一人の新星は‘涙のスター’鄭大世(チョン・テセ、26)だった。 44年ぶりにW杯の舞台に出てきた北朝鮮代表の成績は3戦全敗(12失点1得点)と惨憺たるものだったが、鄭大世は群鶏一鶴の力を見せ、独ブンデスリーガ(Vflボーフム)にスカウトされた。 鄭大世の国籍が韓国という事実は天安(チョンアン)艦事態で前例なく悪化した南北関係と絶妙にオーバーラップし、韓国人に多くのことを考えさせる。 鄭大世がドイツへ行った後、彼の故郷の家を訪れた。 母のイ・ジョングムさん(58)に会い、鄭大世とやり残した会話をするためだった。 5時間にわたる対話から、‘鄭大世闘魂’の源泉はまさに母だという結論が出た。