10年間精魂込めた‘皮膚科オリンピック’ 規制のために…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.12 15:27
来年5月にソウル三成洞(サムソンドン)COEXで世界皮膚科学会が開催される。 世界各国の医師1万3000人をはじめとする専門家や業界関係者2万人が参加する‘皮膚科のオリンピック’だ。 大韓皮膚科学会が10年間も情熱を注いだ結果、07年、英ロンドン・伊ローマとの競合の末、誘致が決まった。 大会準備委員長であるソウル大病院の殷熙哲(ウン・ヒチョル)教授は「コンベンション業界は経済効果を2000億ウォン(約150億円)以上と予想している」と述べた。
しかし行事の準備が危機を迎えた。 今年4月に改正された医薬品取引に関する公正競争規約のためだ。 この大会に必要な費用(150億ウォン)を確保するには、政府の支援や民間の後援が切実だが、政府支援は全くないうえ、後援を事実上禁止する新たな規約まで出てきた。 製薬会社は学術大会を後援する代わりに自社の広報ブースを受けてきたが、新しい規約は1社当たりのブースを2つ(1ブース当たり50万-300万ウォン)以内に制限した。