<W杯>‘涙の闘魂’鄭大世に世界が注目…「速くて創造的で強い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.17 08:58
北朝鮮-ブラジル戦が行われた16日(日本時間)のヨハネスブルク・エリスパーク。44年ぶりにワールドカップ(W杯)競技場に北朝鮮の国歌が響いた。
目に涙を浮かべながら入場した北朝鮮代表のストライカー鄭大世(チョン・テセ、26、川崎)はうつむいた。しばらくして中継画面に映った鄭大世の目からは涙が流れていた。国歌が終わるまで涙は止まらなかった。「W杯勝利、鄭大世」と自分で書いた応援カードを持って観客席で見守っていた母イ・ジョングムさんの目も潤んでいた。