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【噴水台】ペロンとタクシン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.18 13:06
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「貧しい人々を助けるのはお金には換算できません。どれだけ使ったのかを数えようとやめることもできません!」--。

 
“貧者たちの聖女”と仰がれたアルゼンチンの伝説的ファーストレディーエバ・ペロンが残した言葉だ。彼女の名前を別の財団を通じて貧困層のための学校と病院・老人福祉施設が数もなく建てられた。天文学的予算は使うたびに政府補助金で充てられた。

夫である厚顔ペロン大統領も大きく施した。労働者らは1年働いて13カ月分の給料をもらっていった。長い有給休暇など公共サービス水準が「福祉天国」北欧に追い付いた。その結果、執権5年で国は崩壊してしまった。15億ドルに達した国庫予備費は底をつき、国際収支も最悪だった。引き継いだ政権は支出を減らそうとしたが一度善心政策を味わった国民は決して受け入れなかった。南米初の経済大国だったアルゼンチンは二度とその栄光を取り戻すことができなかった。

「タイの厚顔ペロン」と呼ばれる人がまさにタクシン・チナワット前首相だ。企業家から政治家に変身したその巨大な票畑である農民と都市貧民に注目した。彼らの心を買おうと親庶民政策をとって崩壊した。病院など来たこともなかった人のために30バーツ(約85円)さえ出せば、どんな治療でも受けられるようにした医療改革措置が代表的だ。任期中、農民債務を凍結する一方、国営銀行は安い利子で新規融資をした。このおかげで農村所得が50%近く急騰し、貧困層の割合は半分になった。

このように良かった昔を忘れることができないタイ庶民たちが通りに集まって2カ月、激しいデモを行っている。現政府を追い出してタクシンを権力の座に戻そうとしている。しかし相続・贈与税さえ集めないタイの脆弱な財政構造では、当時その時代の政策を続けられないのが現実だ。彼らが命をかけて担ぐタクシンさえ国に税金を払わず、19億ドルにもなる株式売買差益を手に入れている。

ペロンがそうだったようにタクシンも貧困層のために無責任な政治で亡国の危機を助長しただけだ。「ほほ笑みの国」タイがほほ笑みを失った。多くのお客さんが去って金づるも絶たれている。このごろ与・野党を問わずできそうにない公約をこぼしている我が国の選挙の候補たちも自問してみることだ。こういう「韓国のペロン」「韓国のタクシン」などと言われるのではないかと。

シン・イェリ論説委員


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