【噴水台】ステルス魚雷
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.16 14:34
第2次世界大戦が終結に向かっていた1944年11月20日未明。米国太平洋艦隊の給油艦「ミシシネワ」で大爆発が起きた。後に明らかになったが、日本が「人間魚雷」で攻撃したのだ。自殺特攻艇「回天」だ。命中確率を高めるために乗組員が直接操縦し、目標物に当たるように設計されている。ここに搭乗すれば帰ることも脱出することもできない。雷管が作動しない場合、自ら自爆装置を稼働する。その名の通り爆発とともに天へ行くのだ。「神風」とともに軍国主義の没人間性を赤裸々に見せている。近来、日本の各地で旧日本軍の威容の象徴として「回天」が復元され、展示されている。