【社説】哨戒艦沈没は国家的な危機状況だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.29 11:08
韓国は今、危機に直面している。西海(ソヘ、黄海)最前線で作戦中だった1200トン級の哨戒艦「天安(チョンアン)」が突然爆発し、二つに割れた後、沈没した。国家防衛のために献身した46人の若い勇士が行方不明になった。この悲痛はとうてい言葉では表せないほどだ。さらに行方不明者の捜索・救助作業は進まず、沈没の原因も五里霧中だ。驚きと同時に不安が国民の間に広がっている。
しかし国家レベルの危機が迫った今のような時期であるほど、落ち着いて団結した力を発揮しなければならない。大韓民国の危機管理能力が試される。「天安」の沈没が今後どんな事態につながるのか予想するのも難しい。ただ、私たちがいま必要なことは、すべての可能性を考慮した対策を徹底的に準備し、賢明にこの難局を乗り切る知恵と覚悟だ。最も緊張感を持って備えるべき事態は、北朝鮮の武力挑発で沈没した場合だ。後続の交戦、さらには南北間の拡戦という未曾有の事態も排除できないため、高度で冷静な状況認識と判断が要求される。こうした点で李明博(イ・ミョンバク)大統領が主宰している安保関係長官会議の重要性は言うまでもない。