釜山射撃場火災の原因明らかにしたのは…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.25 15:18
昨年11月14日、釜山の室内射撃場で火事が発生した。日本人10人、韓国人5人など15人が死亡した大きな事故だった。しかし火事原因はなかなか明らかにされなかった。漏電・放火などさまざまな推測が横行した。原因は火事で破損された閉鎖回路TV(CCTV)画面が相当部分復元されたことで明らかになった。「射撃場の1番発射台で発生した爆発性火事が大型惨事につながった」という結論が出た。
このCCTVの画面分析に決定的な手柄を立てたのは国立科学捜査研究所(国科捜)の映像分析室だ。専門家たちが火事で焦げついたカメラの中のハードディスクを入れかえてファイルを復旧した。薄暗い映像は鮮やかに蘇った。国科捜は2008年「韓国型CCTV再現プログラム」を開発した。このプログラムを利用すれば薄暗い中で撮った車のナンバープレートを復旧させたり、録画された画面だけで人の身長を測定することも可能だ。