元慰安婦に「人工膝の贈り物」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.17 17:09
10日午後、ソウル松坡のヒムチャン病院診療室。韓服をきれいに着飾った白髪のイ・オクソンさん(81)が入るとイ・スチャン院長(48)が明るくほほえんで手をぎゅっと握った。イ院長は「具合の悪いところはないか」としきりに安否を聞いた。おばあさんは「私が一生、笑みと縁遠い大変な人生を生きて来たが、イ博士に会えば気分が良くなる」と笑った。2人の縁は2001年にさかのぼる。当時、東仁川キル病院の整形外科医だったイ院長は、知り合いのお坊さんからいたわしい事情を伝え聞いた。