F-5戦闘機2機、どうして墜落したか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.03 09:47
空軍は2日、F-5戦闘機2機の墜落原因を飛行錯覚(vertigo)、戦闘機間での衝突、操縦士の意識喪失、機体の欠陥など4つにしぼって見ている。このうち飛行錯覚と戦闘機間の衝突の可能性に重きを置く雰囲気だ。
F-5戦闘機2機はこの日昼12時20分、機動訓練のために江陵(カンヌン)基地を離陸したF-5戦闘機2機が5分後に江陵市西の上空20キロ地点で急にレーダーから消え、通信も途絶された。離陸してから5分なら、戦闘機が基地近くを脱して訓練上空に進入する段階だ。この日の飛行は操縦士になったばかりのチェ・ボラム(士官候補将校118期)中尉に空中機動訓練をさせるためだった。当時の状況はオ・ミンヒョク(空士53期)大尉一人で操縦したF-5Eが先に進んでその後をチェ中尉が操縦するF-5Fがついていた。チェ中尉のF-5F戦闘機は2人乗りで後部座席には大隊長であるオ・チュンヒョン(空士38期)中佐が乗った。オ中佐はチェ中尉に空中機動に対して教育していた。