【冬季五輪】陸上でいえば100Mの優勝…東洋人の限界を越えた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.17 09:02
モ・テボム(21、韓国体育大)の金メダルは予想外だった。モ・テボムは16日(日本時間)、カナダのリッチモンドオリンピックオーバルで行われた2010バンクーバー冬季オリンピック(五輪)スピードスケート男子500メートルで1回目と2回目の合計69秒82をマーク、日本の長島圭一郎(69秒98)を0.16秒差で抑えて金メダルの主人公になった。
韓国が太極マークを付けて初めて出場した1948年サンモリッツ(スイス)冬季五輪以降、五輪のスピードスケートで金メダルを獲得したのはモ・テボムが初めてだ。キム・ジョンヨンが日章旗を付けて出場した1936年独ガルミッシュパルテンキルヘン冬季五輪からは74年ぶりの快挙となる。それほど劇的だったし、誰も注目していなかっただけに、海外メディアは「信じられないことが起きた」(ロイター)と伝えた。