ボリビアが‘リチウム湖水’を韓国に送ってきた理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.16 15:22
11日、ソウル汝矣島(ヨウィド)議員会館の李相得(イ・サンドゥク)議員(ハンナラ党)あてに500ミリリットルの水が入った容器が届いた。 容器には「ボリビア・ウユニ塩水」というシールが貼られていた。 ウユニは二次電池の原料であるリチウムが540万トンほど埋蔵されているボリビアの湖。 ボリビアには世界リチウム埋蔵量のおよそ半分がある。
ボリビア政府はその間、湖水を外国に送ることはなかった。 国家の最も重要な資源であるリチウムが含まれているからだ。 そのボリビアが初めて韓国鉱物資源公社に湖水300リットルを送り、「成分を分析してほしい」と伝えてきた。 鉱物資源公社はこの水の一部を李議員に送った。 リチウム確保のための外交努力を続けてきた李議員に「ボリビアに力を注いできた効果が表れている」ことを知らせるためだった。