【時視各角】トヨタをむやみに叩くな(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.11 15:14
米国の政界・メディアが攻撃するトヨタの電子制御装置はパンドラの箱だ。どの自動車メーカーも完全な自信を持てない部分だ。最近、英語圏では自動車のエンジンをかける時、「ignite」と「boot」という表現を混ぜて使う。自動車の電子比率が35%に達し、コンピュータ-と変わらなくなった。部品の数と重量を減らして燃費を高めるには電子化しかない。しかし機械屋も電子には弱い。高熱と寒波に露出される自動車の電子部品はいつ電磁波の干渉を起こすか分からない。機械的な欠陥とは別に事故が発生しても再現や原因の立証が難しい。ベンツやBMWなど高級車も同じ悩みを抱えている。
ビッグ3などライバル企業も大っぴらにはトヨタを非難しない。反撃の恐れがあるからだ。すでに世界自動車市場は超成熟段階に入っている。技術は平準化され、コスト競争力が生きる道になっている。米国はトヨタの営業利益の半分を占める主力市場だ。決してあきらめることはできない。リコール問題が落ち着きしだいトヨタが大々的な割引行事を行うと予告するのもこのためだ。市場シェアを取り戻そうと準備しているのだ。