米国車労組もトヨタに冷たい視線
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.08 09:56
米国がトヨタのリコール問題を冷たい視線で眺める理由がある。GMとトヨタが共同で運営してきたカリフォルニア州ヌーミー(NUMMI)工場の閉鎖と全米自動車労組(UAW)のためだ。
トヨタはグローバル金融危機で自動車販売が不振に陥ると、ヌーミー工場を閉鎖した。ヌーミー工場は1984年から年間40万台前後の小型車とピックアップトラックを生産してきた。この工場はトヨタの象徴である「ジャストインタイム」(JIT)生産方式をGMに伝授するという趣旨で設立され、大きな意味があった。トヨタは「ヌーミー工場の閉鎖はGMの要請によるもので、ミシシッピ州のトヨタ工場をずっと稼働するためには閉鎖が避けられなかった」と釈明した。