【グローバルアイ】トヨタと三星電子の「1位と2位の間」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.04 17:36
2日午前11時40分、トヨタ広報室から電話があった。 「名古屋のトヨタ本社で今日午後1時30分からリコール関連の緊急記者会見を開くので出席してほしい」という内容だった。 東京駅から名古屋駅までは新幹線のうち最も速い「のぞみ」に乗っても1時間43分。 それ以外の移動時間などを考えると、到底その時間には間に合わなかった。 常に合理的で完璧なトヨタの職員のこのような行動は初めてだった。 どれほど差し迫った状況だったのだろうか。
加速ペダルの欠陥によるトヨタ乗用車のリコール規模は世界で1000万台にのぼる。 本当に世の中は分からないものだ。 先日まで「品質神話」「日本製造業の自尊心」と言われてきたトヨタがこのようになるのだから。